WANDERLUST

写真好きアラサーマーケターの旅ブログ(ファッション・美容・グルメ・ビジネス等)

NYC⑫:ホールフーズでピクニックの買い出し

セントラルパークでピクニックするためにホールフーズへ。

 

アイキャッチとなっている季節商材を眺めながら、エスカレーターを下ります。

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ホールフーズの元来の値下げ告知はこのような感じですが、

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他に値下げされた全ての商品の表示に、「Whole Foods + Amazon」と書かれており、オレンジカラーがコラボの目印に。EchoとAlexaも店頭で販売され、Amazon.comの商品配送先として指定できるAmazonロッカーもありました。
Amazon Freshでホールフーズの商品を取扱う等、あらゆる側面でAmazonとWホールフーズが融合していくようです。

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お惣菜の種類が豊富!ピクニックにピッタリ。

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「Everything Storeをつくる。」という思いを、20年かけて大かた成し遂げたベゾス。そのAmazon.comにとって、最難関とも言えるのが、生鮮食料品。
800億ドルと言われるアメリカの生鮮食料品市場で、2016年にオンラインが占める生鮮食料品の売り上げはわずか2%。
いまや、消耗品から靴や洋服、家具に至るまでオンラインで購入する時代ですが、それでも多くの消費者が実際に見て触って購入したいと思っている生鮮食料品はどうすれば良いのでしょうか。

 

昨今の米国は「健康」ブームですが、ホールフーズはその先駆け的存在。 Amazon.comによるホールフーズの約140億ドルでの買収は、食品小売だけでなく小売業界全体の変革を引き起こす可能性が。

買収したその日から、「高品質・天然・オーガニックの食品をすべての人に手の届くものにする」ため、ホールフーズの食料品価格の引き下げを開始。
ホールフーズの強みである主要な有機食品を値下げすることで、消費者は「オーガニックのものとしてはお手頃。」と感じ、新生ホールフーズの客足は買収前に比べて25%増と好調な滑り出しを見せました。

店内を見渡しても、今も変わらず値下げは行われ、まだ競争の余地がある分野に切り込んだAmazonは、高級食品での価格競争を積極的に仕掛けていくでしょう。
Amazon Books」でそうしたように、食品にも流動的な値付けをすることも考えられます。

さらにポイントシステムのなかったホールフーズに対し「Amazon Prime」が今後はポイントプログラムになるとともに、Prime会員限定の割引サービスや特典も作っていくとのこと。
店頭で「Alexa」「Echo」を販売し販売経路を増やしていることもあり、今後は、アプリを使って支払ったり、オンラインでオーダーした商品をピックアップしたり、来店中に「Alexa」が作成した買い物リストをアプリと同期させたり。。。といったサービスもあるかもしれない。

 

データ解析が強みのAmazon.comとホールフーズが今後どのようにコラボレーションしていくのか楽しみです。

 

チェックも済んだので、いざピクニックへ☆

 

Whole Foods Market
10 Columbus Cir Ste Sc101, New York, NY 10019
212-823-9600