ソウル⑤:イーマートのPB商品がかわいい!お土産探しにぴったり
お土産購入&視察に、韓国最大手の総合「イーマート(EMART)」へ。
2008年にオープンした「清渓川店」はソウルの中心部にあり、
東大門(トンデムン)の近くにあります。
イーマート(EMART)とは
1993年当時、食品や雑貨は、町にある市場や小さな個人商店で買うのがまだ一般的で、韓国の小売業は欧米や日本に比べてとても遅れていました。
そのため、当時の経営陣は米ウォルマートのような大型ディスカウント店を持ち込めば、必ず成功すると、イーマートは事業をスタートさせます。その後、1997年に起きたアジア通貨危機により、低価格品の需要が伸び、地価が急激に下がったことから、店舗数を拡大し、飛躍。
さらにウォルマートを買収したことで、店舗拡大と共に、海外事業に精通した人材の確保も実現しました。
イーマートの成功のポイント:
・国内消費者の趣向に合わせた製品構成、売場構造および陳列を徹底し、PB商品の開発に力をいれ、他社と差別化
・効率的な物流システム、大量購買、百貨店で培った大規模販売網および強力な交渉力などを通じて購買コストを削減、低価販売を実現。
・無店舗販売(オンラインショッピングやホームショッピング、カタログショッピング等)も流通プロセスのショートカットにより低価格販売を可能に。
イーマートには「Peacock」と「No Brand」2つのPB商品があります。
ロングライフ惣菜は各社PB化が進んでいますが、イーマートが先行、商品パッケージでも注目されています。
「Peacock」は、世界3大デザインアワードの1つ「ドイツIFデザインアワード2016(IF DESIGN AWARD 2016)」では賞も受賞。
韓国の大型マートの独自のブランドとしては初めての快挙で、パッケージデザイン部門では「Peacock韓食」と「Peacockイタリアン」で、 フードコートブランド部門では「Peacockキッチン」が受賞しました。
「Peacock韓食」は個性が強い商品に対し、一貫性のあるデザインに個別のストーリー表現した点を評価され、「Peacockイタリアン」はエキゾチックなイメージをパッケージに使用し現地の感受性まで商品に込めたという点を高く評価されたそうです。
実際パッケージがかわいい!と思った商品はPB商品で、お土産やインスタ用にフォトジェニックな写真が撮りたい方にもぴったりです。
「Peacock」では、子どもの健康に気を遣うお母さんにうれしい、無添加で作られたお菓子「オンマ基準」ラインを販売しています。
※オンマ基準:子供に食べさせても害のない安心な無添加・無着色・無香料なもの
ジュースや、米粉を混ぜてつくった無添加ワッフル等がありました。
PB商品以外にも、人気のブランドが、有名芸能人やキャラクターとパッケージでコラボするコラボ商品も豊富。
お米のパッケージにLINEキャラクターが。
健康志向の商品も多数ありました。
韓国で人気のバナナウユも。
話題のダッチコーヒーもありました。
韓国の人気のお菓子、ハニートントンを購入。
さくっと軽くて、はちみつの甘さと塩気の独特の味わいがくせになってとまらない。
韓国一辛いとされるカップヌードルも購入。麺をすするとむせ、後から辛さがくるタイプでしたが、ラー油が効いてて味もまずまず。
韓国の生活が垣間見え、かわいいお土産も手に入るので、オススメです。
次は、明洞コスメロードへ^^